- 蔵元の紹介 -
醸造元の北雪酒造は明治5年創業。小佐渡山脈の清冽な雪解け水、地元産の山田錦・美山錦・五百万石・高嶺錦等の原料米を使用し、あわてずあせらず時間をかけ、長期低温発酵の日本酒醸造の伝統を守り、地元の蔵人が仕込む蔵元です。
その反面、早くから35%の高精白を行ったり、超音波熟成酒の開発や音楽を聴かせて清酒を長期熟成させたり、紫外線を遮断し、酒の品質劣化を防ぐチタン製容器の採用など、佐渡にあっても常に消費者ニーズを念頭に置きながら革新的で個性溢れる酒造りなど話題豊富な蔵元でもあります。
味わいは、全般に北国の雪を思わせるさらりとした酒質で淡麗な飲み口に加え、すいすいと抵抗なくノドを通る共通性があります。現在の食生活において、きれいに開いてパッと消える、花火のようなキレの良さが料理を引き立てるお酒です。
-味わいの特徴-
「北雪 純米吟醸」は、酒造好適米「五百万石」を精米歩合55%まで磨き上げて造る、純米吟醸酒です。
お米の旨みを感じることの出来る、コクのある純米吟醸酒で、五百万石ならではのフルーティーな香りと豊かなコクを感じつつ、サラリと呑み込めてしまう後味のキレの良さは絶妙です。
米の旨みを引き出し、ほど良い酸味と香りでバランスの取れた辛口酒です。温度帯を問わず、冷や~燗までお好みでお楽しみ頂けます。