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「極上 酒梅香」は日本酒で仕込んだ梅酒です。日本酒ベースなので焼酎ベースよりも、まろやかな味わいに仕上がっています。オススメの飲み方は、普通の梅酒と同じくストレートやロック、ソーダ割です。商品名の由来は「酒旨えか?」というダジャレ的な遊び心から名づけられました。
使用している梅は地元産のものを使っています。「車で15分ほどの距離にある竜野市御津町の綾部山に西日本最大の梅園があります。そこの梅を使った梅酒造りをしたかった」と蔵人さん。梅というと和歌山の南高梅が有名ですが、あれは梅干しに適しており、綾部山のものは梅酒造りに適しています。
梅を仕込む日本酒は本田商店の純米酒です。このお酒には御津町で育てられた酒米「神力」が使われています。神力は明治期に兵庫県の農業家、丸尾重次郎が見つけた酒米です。自分の水田に穂の想い稲が育っていることを見つけ、その中の3つの穂を種にして改良をしたことで生まれました。
神力は「神から賜った米」という意味を込めて名づけられました。ただ、昭和初期から稲作の変化や品種改良競争の中で姿を消してしまいます。それから長い間、忘れ去られて幻の酒米になっていましたが、酒造りに適した性質などが見直されたことで平成になり復活を遂げます。
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