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カゴに入れる
「AMEGAERI」という名称は、土佐酒造の所在地から西へ山道を10kmほど山間に入ったところにある、吉野川の支流のひとつである瀬戸川の上流部にある「アメガエリの滝」から命名しました。この滝は川全体が断層により落差30mの二段式の滝となっています。清流に住む魚、アメゴ(アマゴのこと)ですらその落差のため上り切れず引き返すというところからついた名前だそうです。 高知県内にはこのアメガエリの滝を含め、自然のままの地形、植物や動物、昆虫などが自然環境の中多くみられます。そのあるがままの自然溢れる土地からできた酒であることをこの名称とこのラベルで表しました。
酒蔵のある高知県嶺北地区は四国のど真ん中に位置します。高知県というと想像しがちな海辺のイメージとは遠く、土佐酒造のあるこの地は酒の製造地であると共に、酒造りの原料となる酒米の生産地でもあります。吉野川の源流でもある四国の水甕「早明浦湖」があり、美味しい水と空気に恵まれています。 酒蔵の位置する土佐町は、地区の88%が森林で、山間部には広い範囲に渡って四国山地の急峻な棚田が広がっており、古くから米作りと畜産が営まれてきました。
昔から酒蔵の周りの嶺北地区内のお米を使ってお酒を造ってきた土佐酒造だからこそ、現在も酒の原料米は同地区の生産農家さんから供給を受けています。これだけの田圃を丁寧に耕していくのは、代々受け継いで守ってきた圃場や米作りに対しての想いや経験があるからこそ。 蔵としてできることは酒米生産者の努力に見合う価格で米を買い取り、それでより良い酒を造り、最終的には地元に還元をしていくことで地域の発展に寄与することだ。地域の力を結集することなくして、未来に続く米作りと酒造りを発展させていくことは出来ない。という信念を持っています。
良い酒を造るためには「良い米と良い設備そして丁寧な造り」と基本に忠実であることを大切にしています。 蔵内にはその昔の面影をもつ雰囲気のある外観の建物も保存しつつ、醸造設備としては四季醸造も可能とする完璧な空調設備、仕込み用サーマルタンク15基、貯蔵用サーマルタンク8基と万全の冷蔵設備を有しています。その他洗米、搾り機、瓶詰設備等すべて最新のものが導入されており、技術的配慮が完璧なまでに行き届いている酒蔵です。
白桃や白い花のような控えめな香りと適度な濃厚さ、心地よい酸が見事に調和。滑らかな印象から心地よい苦みも加わった旨味へ、そして爽やかな印象に続きます。 爽やかさとふくよかさ、飲みごたえのある1本。上品且つクリーミーな味わいの料理との相性が良いです。海老グラタン、カニクリームコロッケ等、冬の熱々料理と一緒に是非お愉しみ下さい。
土佐酒造はその長い歴史の中で、地域の皆様に愛される酒造りに注力していた時代もありました。全量の90%以上が地元向けの普通酒だったとのこと。この蔵の転機は現社長の松本宗己氏の就任。先々代、先代の時代から続く地元市場向けの酒造りから、米、醸造方法などひとつひとつにこだわりをもった、外の世界に向けた酒造りへと方向転換をしていきました。 その後、2016年にInternational Wine Challengeでトロフィーを獲得し、以来「桂月」ブランドは土佐から世界に羽ばたくブランドへと変貌を成し遂げました。社長は現在も週の半分を市場のある東京と海外、そして一番大切な酒造り現場の高知、と多拠点を飛び回り、飲み手と作り手をつなぐ大きな役割を担われています。
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