- 蔵元の紹介 -
醸造元の「銀盤酒造」は、 明治43年創業の蔵元です。蔵の裏手にあり、太古に酒が湧き出たと伝えられる名泉の誇れ高い「箱根の泉」から水を引き、醸造用水として創業以来使用してきました。
昭和の始め頃、宇奈月スキー場が開設され朝日ヶ岳方面より光を受けて照り輝きこの泉があたかも銀の磐のように見えたことから、「銀盤」の酒銘が付けられました。
「芳醇なる品質の最優良酒を醸成する」ことを社訓とし、日本酒の王座を目指す富山県随一の蔵です。コンピューター付きの製麹機、もろみタンクなど近代設備を駆使し、温度・湿度などを自由にコントロールして、安定した酒質の酒を造っています。
機械によって省力化した分は原料費に回し、山田錦、雄町など酒造好適米を多く使用しています。環境庁選定の日本の名水百選の一つである黒部川扇状地の伏流水を仕込み水に使用しています。
銀盤の酒は、甘辛酸苦渋の五味がほどよく調和しスッキリとした旨味を持っているのが特徴です。平成12年度も含めて全国新酒鑑評会で、通算20回の金賞を受賞しています。
-味わいの特徴-
「銀盤 特別純米 ひやおろし」は、富山県産の酒造好適米「富の香」を100%使用し、これを60%まで磨き上げて造る原酒を、タンクのままひと夏越えて熟成させて、気温の落ち着いてくる秋頃に瓶詰め、出荷する「ひやおろし」の純米酒です。
濃厚で香り高く滑らかな口あたりが魅力な淡麗辛口酒です。