-蔵元の紹介-
「酒文化を普及し正しく後世に継承する」が、李白酒造の経営理念です。 水と緑のまち松江市は、松平氏十八万六千石の城下町であった面影が今なお鮮やかに息づく静かな水郷の街です。
出雲神話に出てくる酒造りの伝統は、いま出雲杜氏に引き継がれ優れた醸造技術は広く知られています。
「李白酒造」は、山、川、海、湖があり、食材が豊富なこの山陰地方で明治15年に創業、出雲杜氏が古今の酒造技術の巧みな調和から世界で愛される芳醇でまろやかな清酒李白を醸しつづけています。
地方の食文化は米から造られた地酒を育ててきました。 食文化が変貌を遂げようとする今、伝統的、文化的側面を品質的に発展させ、広く世界にも伝藩し、後世に伝承しなければならないと考えます。
味があり、旨味があってキレの良い酒、食中酒としてバランス良く、食事をおいしくさせる酒、そんな酒質を目指し、米は地元の奥出雲地方の酒造好適米・五百万石・神の舞を中心に兵庫県産山田錦などを自家精米し、どのグレードの酒も酒造好適米以外は一切使用しない原料米にこだわった酒造りをしています。
-商品の特徴-
「李白 特別純米酒『やまたのおろち』 超辛口」は、酒造好適米に地元「島根県産五百万石」を使い醸される、特別純米酒です。
出雲神話のやまたのおろち退治の物語に古代のロマンを想い、この物語に因んだ「やまたのおろち」は、物語の持つ力強さをイメージしたスッキリとした辛さの中にも旨味を感じるお酒です。特に「超辛口」は、日本酒度はプラス13、酸度は1.8とスペック上でも超辛口。キリッとした辛さの中に、しっかりとした旨味と酸味が感じられる、味わい深い超辛口に仕上げられています。
五百万石を58%まで磨き上げ、出雲杜氏の伝統を引き継ぐ蔵人がしっかりとした力強さを持つ純米酒にこだわり醸しました。辛口の中にも米のふくらみが感じられる、十分な呑みごたえを備えた一本。冷やからぬる燗までいろいろな温度帯でお楽しみください。