-蔵元の紹介-
醸造元の「神沢川酒造場」は、歴史的な面影を残す由比町の東端にあります。酒銘は、江戸の兵学者、由井正雪生誕の地であることにちなんで付けられたものです。仕込み水には、蔵の社名にもなっています神沢川の源流から2kmほど遡ったところから取水し、仕込み水に充てています。
「米と水と杜氏の技術いかんで、必然的によい酒ができる」とさりげなく話す蔵元の言葉の中に、自身と誇りがみなぎっています。スリムでややわかめの香味のキレのある吟醸酒は、静岡県の中では男性的な辛口といえるでしょう。
一方純米酒や本醸造は、味に太みのある濃厚な風味の中甘口で対照的な味わいとなっています。生での出荷も積極的で、より清涼とした風味を好む方には生をお奨めいたします。
-商品の特徴-
「正雪 吟醸酒」は、高品質の酒造好適米「兵庫県産山田錦」を、大吟醸クラスの50%まで磨き上げて造る、吟醸酒となります。
みずみずしいメロンを思わせる香り良い吟醸香が漂う、すっきり飲み飽きしない辛口タイプの吟醸酒です。香り・味わいのバランスがとれた仕上りで、大吟醸クラスの美味しさをお手頃価格で味わえる、コストパフォーマンス抜群の一本です。
軽快で呑み心地よく、風味を強く主張するタイプではないため料理と合わせても相性良く、繊細な味付けの料理とも相性良くお楽しみ頂けます。静岡の名産の海産物を使ったメニューともよく合います。女性にもおすすめのきれいな味わいの辛口酒です。