透明感があり、風格を感じるお酒
「呉春 本醸造」は、通称「本丸(○の中に本)」と呼ばれる本醸造酒です。 香りは比較的おだやかで、味にはふくらみがあります。透明感があり、風格を感じるお酒です。
飲み飽きないスッキリした酒質です。後味には、ほのかに口中広がる旨味の余韻があります。 口当たりのやわらかさ、さわりのない飲み口の中にも、 諸々の味わいがゆっくりと通り過ぎていくような景色を思わせる、さりげない旨みを備えたお酒です。 穏やかな酒質に、気負いのない奥ゆかしさを感じます。
-味わいの特徴-
「呉春」ブランドの中では、ミドルクラスとなる本醸造酒が「呉春 本丸」。
呉春の酒全般に言えることですが、 総じてスッキリと切れる酸味と後を引くほのかな旨みが特徴で、 最初に辛味がやってくるので口当たりは辛口の印象が残るのに、 後からやって来るお米の甘味、コクが広がって 飲み干してみると旨さが残る。 これこそが呉春ならではの癖になる味わい!
この「本丸」はスタンダードな「池田酒」を、 全体的にレベルアップさせた仕上がりで、 スッキリ切れる味わいはそのままに、さらに旨みとのバランスが良く、 本醸造酒ならではのさらりとした飲み口が加わり、 より奥深くじっくりと楽しめるお酒になっています。
穏やかに立ち上るお米の香りと、その中に感じられるほのかなお米の甘味。 日本酒度もプラスマイナス0で、どちらかというと甘口タイプですが、キレ味抜群の酸味のおかげか、 全体的には呑みやすく、まろやかな仕上がりを見せる。本醸造タイプとは思えない、高い完成度に注目です! 温度は選ばず楽しめるお酒ですが、特に冷や、または燗で呑むのがオススメ。
燗上がりするタイプのため、晩酌としても旨味とコクをしっかりと楽しめます。
「呉春 池田酒」に比べて、入荷本数がさらに少なくなっています。お求めはお早めに!