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プレミアム日本酒の代表格として知られる「十四代」。純米大吟醸「十四代 龍月」は高木酒造の中でも「双虹」と双璧をなす銘柄です。あまりの人気の高さから「幻の酒」とも呼ばれています。ラベルに書かれている「七垂二十貫」(ななたれにじゅっかん)とは、お酒と酒粕に分けるために醪を搾る工程「上槽」、別名「あげふね」をしたときのお酒の垂れ歩合と、酒粕の歩合を尺貫法で表した言葉です。
七垂二十貫を現代風の呼び方をすると「雫酒」になります。コストがかかる贅沢な製造法で、これを造る酒蔵はつぶれるという迷信がありました。氷温熟成も造りの特徴です。-1度から-3度ほどの低温で半年ほど熟成させるために通常の貯蔵方法よりも、ゆっくりと熟成が進み、角が取れて丸みのある味わいになります。貯蔵前のフレッシュな香りや味わいを残しつつ、新酒にはない柔らかな口当たりになる美味しいどころ取りな方法で、手間もコストもかかります。
酒米の王様といえば山田錦。他県で生産されるようになった今も、特産地の兵庫県産は未だに別格とされています。「十四代 龍月」は2010年ごろまで仕込み米に愛山を使用していましたが、現在は山田錦の最高級ランクにあたる兵庫県特A地区である吉川産で、仕込んでいます。酒米として優れた山田錦の中でも特に大粒で心拍も鮮明で、タンパク質と脂質が少ないのが特徴です。お酒にすると雑味が少なく、広がりのある旨味と香りを持つ酒質になりやすいのが特徴です。
高木酒造は山形県の酒蔵で1615年に創業しました。以前は「朝日鷹」という銘柄を扱っていました。よく知られている十四代に変更したのは蔵の杜氏を十五代目の高木顕統さんが継いだタイミングでした。十四代の商標登録については面白いエピソードがあり、登録にあたり十五代や十三代などでも出願しましたが、申請が通ったのは十四代だけでした。
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