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宮崎県北部山間部に位置する延岡・日之影・高千穂の「生栗」と延岡の清流「祝子川」の清冽な水で醸しだしました。 丹念な造りがそのまま味と香りに伝わって素材の質を感じます。地産地消の精神は、宮崎の特産焼酎として親しまれています。ほのかに甘く香る栗は、まろやかで旨味を感じる傑作酒です。
祝子川流域の自然に培われ、実りの秋になるとほくほくとした美味しい栗を届けてくれます。風味豊かな特産の天然栗は大崩山とその周辺を源流域とする天然伏流水と出会い、自慢の発酵技術と蒸留法でまろやかな味わいの「栗焼酎」に姿を変えるのです。栗焼酎は特産生栗のもつ上品な香りとほのかな甘さをあわせもつ馳走美酒です。
農業・果樹生産が盛んな延岡市北方町では夏の暑さが少しやわらぐ頃から、秋の味覚「栗」の収穫が始まります。栗は自然なやさしい甘みとほくほくした歯ごたえで、栄養価も高くいも類(生)よりも多くのエネルギーが摂れる優れた食材です。渋皮には抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、タンニンも多く含まれおり、栄養満点の栗を使用しています。
私どもの蔵は明治38年の創業から100年という長い年月をかけて、焼酎造りに励んできました。そして、その伝統と現在の蔵人の高い意識と技術が絡み合い、活気に満ちた焼酎造りを続けています。一過性のブームに踊らされることなく、焼酎蔵として実現すべき本物の価値を、より広い視野から追求し、更に社会に向けて発信していこうと考えます。
飲み口すっきりクセが少なく、すき焼き、刺身、栗きんとんなど様々な料理と合います。
佐藤焼酎製造場のある宮崎県北部では、少なくとも180年も前から焼酎造りが行われていたといわれます。佐藤焼酎製造場は明治38年(1905年)村議であった初代・佐藤松太郎が酒造免許を受けて創業されました。 創業当初からすべて木桶で仕込み、カブト釜式蒸留器で造られる当時としてもこだわりぬいた道具と設備で本格焼酎が醸されていました。 松太郎が「輝く焼酎」を追い求めて、地元の農作物と日本国神話伝わる祝子川(ほうりがわ)の水にこだわり、創業の地・鹿狩瀬町を冠した「鹿印」という名の焼酎を造り始めたのが佐藤焼酎製造場の起源です。
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