- 蔵元の紹介 -
奥州街道の宿場町に位置し、江戸時代末の天保年間(1840頃)に創業。「良い米と水で仕込む酒は旨い酒になるはず」という基本コンセプトのもとに、地元の自然に育まれた湧水と厳選した地元の酒米を使い、人の手をかけた手造りの酒造りを続けています。
口に含んだ瞬間、緑豊かなの里山の風景が思い浮かぶような、お日様と田んぼの恵みを感じられる酒を目標に、日々進化する酒造りを求め邁進する蔵元です。
~蔵元ウェブサイトより抜粋~
「100人の嗜好に合わせて100人がおいしいと感じられる酒が一般的には理想なのかもしれませんが、私たちは自ら飲んで本当に美味しいと思える酒を造りたいと思い、酒の造り手として、料理を活かしつつも、料理と共に記憶に残るような個性ある酒を追求しようと考えております。私たちは、良いものを少しだけ造るというコンセプトのもと、日本酒独自の伝統や歴史を守りながら新しい技術も取り入れ、常に進化する酒造りを目指します。」
国税庁主催の全国清酒鑑評では、平成4年以降4回金賞を受賞。
また東北新酒鑑評会でも多く受賞しています。
特に平成8年秋の東北新酒鑑評会に於いては首席で受賞しています。
-味わいの特徴-
「萩の鶴 純米吟醸 別仕込み生原酒」は、酒造好適米「美山錦」を50%まで磨き上げて醸される純米吟醸を火入れ・加水処理をせずに生の原酒まま詰めた季節限定品です。
リンゴやメロンを思わせる華やかな香りを出すとされる「宮城酵母B」を使用した別仕込みの猫ラベルです。ラベルの内容は出荷されるシーズンによって異なっていて、2018年より追加された冬限定の「こたつ猫」、3月には「さくら猫」、夏には「夕涼み猫」のラベルになります。
華やかな香りと上品な甘みが特徴のうすにごり生原酒で、蔵元が最も得意とする美山錦を掛け、麹ともに全量使用。綺麗で心地の良い酸と香り、お米の甘みのバランスをお楽しみいただけます。
おりを含んだまま詰めることで炭酸ガスを増やし、生老香と甘ダレを抑える工夫がされていて、タンクから出したばかりの生酒ならではのフレッシュ感をそのままにお届けします。