-蔵元の紹介-
創業は文化元年、現在の静岡県沼津市原で個人にて酒造りを始め、明治17年に白隠禅師よりいただいた「白隠正宗」の商号を掲げ、現在に続く酒造りの原点となっています。
富士山と白隠禅師の名で全国に知られる地で、地下150mから湧き出る富士山の雪解け水を仕込み水に使い、 すべて手造り、しかも全製品において手間ひまのかかる蓋麹造りで丁寧に醸しています。
富士山の地層に染み込み、100年以上かけてじっくりと濾過された湧き水は、柔らかな風味の軟水で、この水で仕込むと雑味が少なくまろやかな味わいのお酒が生まれます。
30代の若き杜氏の造る、水、麹、火入れ、熟成期間と考慮し小さい蔵ならではのていねいな酒造りを行なう、品質の向上に努める注目蔵です。
-商品の特徴-
「白隠正宗 辛口純米」は、酒造好適米「山田錦」と食用米である「あいちのひかり」を65%まで磨き上げて造られる、辛口の純米酒です。火入れを大事にする高嶋酒造ならではの安定した2度火入れの定番酒です。
優しく柔らかな米の旨みと適度な酸がドライな後口のキレを演出し、全体的には穏かでスマートな酒質に感じられます。冷やから燗酒まで気軽に飲めて呑み飽きしない、使い勝手の良い晩酌にオススメの一本です。