-蔵元の紹介-
「英君酒造」は創業明治14年、 日英修好通商条約締結と徳川の英でた君主にちなんで「英君」と命名されました。
仕込み水は蔵から3kmほど離れた場所にある桜野沢湧水を使用。なんと先代の社長が、その良質な仕込み水確保のため、ひと山すべて購入したという、スケールの大きなこだわり!さらに、お酒を仕込む上で天敵となる鉄分を、徹底的に除去して仕込み水としています。口当たりのまろやかなこの仕込み水の風味を生かした柔らかな酒質が持ち味です。
昔ながらの造り酒屋は元大地主が多く、年貢米でお酒を造った、「英君酒造」は分家のため、農地がありませんでした。そのため、創業当時から全国の優秀な酒米を捜し求め、酒造りを行っていました。現在では、主に兵庫山田錦、福井五百万石、長野美山錦を使って仕込んでいます。
もちろん、品質管理も万全で、貯蔵には5度に保たれた冷蔵倉庫で低温熟成。 また、生酒を除く全ての火入れは、瓶燗火入れで行い、急冷後は氷温貯蔵庫にて
保管しています。
現在も、南部杜氏古川靖憲氏の熟練した技術と蔵元の情熱によって、手間を惜しまない酒造りを続けています。
-商品の特徴-
「英君 純米吟醸 「緑の英君」」は、酒造好適米「福井県産五百万石」を55%まで精米して造る、純米吟醸酒です。
静岡酵母を使用することで、まるでマスクメロンのようなフルーティーで爽やかな吟醸香を備えた、口当たりのよいお酒に仕上がっています。軽やかできめの細やかな酸味と豊かな旨みがバランス良く、しっかりとした呑み心地があります。後味のキレもよく、飲み飽きしない純米吟醸酒です。
爽やかな口当たり優しい旨みは、食中酒としても最適です。特に魚を使った料理との相性が良いので、お好みの料理とご一緒にお楽しみ下さい。