-蔵元の紹介-
「浅舞酒造」は、大正6年に創業の蔵元です。酒銘は、「天の戸は静に明けて神路山 杉の青葉に日影さすみゆ」という古歌から命名されています。
地元の酒は地元の米で造りたいという思いから地元農家の協力を得て、酒造好適米、「美山錦」「吟の精」と県開発酵母「AK-1」、蔵向いに湧く名水「琵琶寒泉」で仕込まれています。
量よりも質を目指した成果は、全国新酒鑑評会で5年連続(平成2~7年度)金賞受賞という結果として表れています。丁寧なつくりで香り高い繊細な酒を醸し、個性ある期待の蔵元です。
-味わいの特徴-
「天の戸 純米大吟45」は、 酒造好適米「吟の精」を45%精米して造られる純米大吟醸酒です。「身近に純米大吟醸を」をコンセプトに誕生した、大変コストパフォーマンスに優れた一品です。
より気軽に飲んでいただく酒を目指し、原料米に地元秋田産の酒造好適米「吟の精」を100%使用し、コストを抑えることに成功しました。
もちろん、低価格だからといって酒造りに妥協することはなく、むしろ得意とする「吟の精」を使用することで、お米本来の持つふくよかな旨みと、洗練された香りを十分に引き出しています。
封を開けると控えめな吟醸香が穏やかに広がり、やや辛口の酒質の中に、じんわりと広がるお米の旨味が心地よく感じられます。それでいて後味もスッキリとしているため、次々と杯が進みます。
程よい香りと苦味、キレのある味わいは、従来の「天の戸」ではあまり無いタイプの造りとなっています。造り手のこだわりと飲み手のニーズが融合した、飾らない時間を演出してくれる一品です。
まずは一口飲んでみてください。価格以上の満足を実感できること間違いなしです。そのまま常温で、もしくは冷やでどうぞ。