-蔵元のご紹介-
醸造元「神結酒造」は、創業1886年の蔵元です。蔵の裏手の社のそばに生えた二本の樫の木が結えて一本のように見えたことから「神結」と命名されました。
神結酒造の蔵は、播州平野の一画に位置し、最高品質の酒造好適米「山田錦」の産地であり、仕込み水には霊峰五峰山の伏流水を井戸から汲み上げ使っています。
地元の米と水を使い、地元の食や文化に根ざした地酒を造っています。それらに南部杜氏のこだわり加えて、米・水・技の調和を大切にし、販売できる量だけ造る納得の酒造りをモットーに取り組んでいる蔵です。
平成9年、14~17年、19~20年の全国新酒鑑評会にて金賞受賞。さらに平成21年には「純米大吟醸 神結」がモンドセレクション金賞を受賞。お米の綺麗な味わいと香り、魅力を最大限引き出した確かな酒造りを感じられる逸品です。
-商品の特徴-
「神結 本醸造 播州平野」は、播州の自然を連想させる豊かな味わい。 地元の米「どんとこい」、 地元の水、地元の空気。理屈抜きに互いの相性の良さを感じるお酒です。
この「播州平野」はとろけるような舌触り、口の中で解き放たれる心地よい甘味は、 播州の人なつっこい人柄の温かさを思い起こさせます。
商品名の播州平野の題字は社町の女性書家・ 福田珠扇さん、 ラベルのデザインは小野市の女性画家・田中志昴さんの協力の下、作製されました。 本醸造「播州平野」は地元密着、まさに「地酒」です。
冷やのままか人肌程度に燗して飲めば、旧友たちとの昔話に華を添え、 ホッと一息つかせてくれる、そんなお酒です。
-味わいの特徴-
地元播州地方の米、人、水で醸された、播州の味を受け継ぎ、地元で愛され、心から親しまれる味を求め、 造られている、地域に密着した「神結 本醸造 播州平野」。
日本酒度はマイナス1のやや甘口傾向の濃醇なお酒。一口目から感じるとてもまろやかな舌触り、 口の中で温まるほどに豊かに解けていく心地よい甘味。強く個性を発揮する場面こそ少ないですが、
終始穏やかな安らぎを感じられる落ち着いた味わいこそ、このお酒の特徴!
食中酒としてもバランスよく、主張しすぎることもなく、引き下がることもなく、絶妙にマッチした味加減が、 料理をさらに引き立てます。
冷やで飲むと日本酒度の数値通りのほのかな甘口、温度を上げるとさらに甘さも膨らむ、ほっと一息つかせてくれる、温度の違いでも雰囲気がくるりと変わっていく、その変化も楽しめるお酒です。