商品の特徴
「手取川 本醸造 甘口 「加賀美人」」は、酒造りの仕込み作業で、お酒の元となる「もろみ」を造る際、「初添(はつぞえ)」「仲添(なかぞえ)」「留添(とめぞえ)」と、麹と蒸し米を三段階に分けて加えて仕込まれるところ、さらに四段、五段目としてもち米の蒸米を二回加えて造る”五段仕込み”のお酒。
五段仕込みによって、人工的な糖類を加えることなく、もち米由来の上品な甘口酒が生まれます。
お米由来の自然な甘味がほんのり感じられる甘口酒ですので、
普段お酒に馴染みのない方や、女性にも人気のお酒です。
ほのかに甘く軽快でなめらかな口当たりは、食前酒としてお勧め!
料理と合わせる場合は、こくのある料理や味付けの濃い料理に合います。
例えば、うなぎの蒲焼、ぶりの照り焼き、すき焼き、焼き鳥、子羊のロースト、このわた、などなど。
「加賀酒」が本来持っていた甘口の風味は、しっかりと味のある加賀料理に最適です。
お米そのものの甘さを引き出した、独自の「もち米五段仕込み」の甘口酒です。
-味わいの特徴-
一口含んでみて最初に感じるのは、もち米仕込で膨らんだお米の甘み。
本醸造となると特に淡麗な第一印象のあるタイプが多いですが、
最初からしっかりとした甘味とコク、そして上品な旨みが軽やかに広がります。
甘口の酒というと、飲んだ後に甘ったるい感触が、どうしても口に残ってしまうことが多いですが、
そうした嫌な感触がなく、喉越しも良いため抵抗感なくするりと飲めてしまいます。
後口もさっぱりと感じられるので、何度もおかわりしてしまいます。
また舌の上で転がすように飲むと、とろりとした味わいがたまらなく癖になります。
料理との相性も良いため気がつくと飲みすぎてしまうことも・・・。
10~15℃に冷やしてスッキリとした甘口で。
または40~45℃のぬる燗でふくらむ香りを楽しむ。
さらに50℃前後の熱燗で、まろやかな味わいを楽しむ。
飲み手の好みや気分に合わせて、冷やで良し、熱燗で良しのオールラウンドの実力派。
特にぬる燗でさらにふくよかになる甘味とまろやかな口当たりは、
思わず「旨い!」の一言。
甘さの気になる方は冷やがお勧めです。
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