- 蔵元の紹介 -
醸造元「神戸酒心館」は、全国新酒鑑評会での金賞受賞は、平成5年~9年、11年~14年と、最近だけでもこれだけの実績を持つ実力のある蔵元です。平成7年の阪神大震災で木造蔵が倒壊。こだわりの酒造りのための酒蔵と酒文化を発信する施設を造り、社名も「神戸酒心館」に改めたのは、新たな決意からのもです。
兵庫県が誇る日本一の酒米、山田錦を使った吟醸酒が自慢のお酒です。近年では、イチゴのようななめらかな香味の吟醸酒が安定して造られています。また、「凍結酒」も注目の商品でもあります。しぼりたての新鮮な原酒を瞬間冷凍させ、マイナス20℃という超低温にて保存したもので、この技術は神戸酒心館の特許商品でもあります。
この技術は「科学技術庁長官賞」、「兵庫県発明賞」を受賞しました。ぬるま湯で溶かし、よく振ってシャーベット状でいただきます生の香りがそのまま残るフレッシュな味わいが特徴です。神戸酒心館の蔵が稼動する一帯は、灘五郷の中でも最も酒蔵の街の風情を残す場所です。
-味わいの特徴-
「福寿 御影郷 純米酒」は、神戸酒心館を代表するスタンダード酒で、普段から飲める飽きの来ないお酒です。
辛口酒でありながらソフトな甘さも備えた、なめらかな女性的な味わいを持った純米酒です。純米酒らしい米の旨味も、口に含んだ瞬間軽快に広がるのが分かります。
洗練され、フレッシュでみずみずしい香り、繊細でソフトなアタックとクリーンで滑らかな辛口。すっきりとした切れ味に加え、たっぷりのミネラル感があるため、旨味のある料理と相性抜群です。冷酒でもぬるめの燗でも楽しめます。