-蔵元のご紹介-
醸造元「梅乃宿酒造」は、創業は、明治26年の蔵元です。「少量高品質」を第一にコツコツと大和の地酒を手造りし続け、昭和54年には吟醸酒造りの製造に切り替え、高品質高付加価値と商品の安定的製造および「飲んで旨い酒造り」を目指しています。また、蔵の庭にある樹齢300年余りの梅の古木にウグイスが飛来してさえずる様を見て「梅乃宿」と命名されました。
吟醸酒作りを中心に年間約1500石を生産し、定番商品は18銘柄とそのほかに「しぼりたて」など季節に応じた限定商品も生産しています。「備前雄町」「山田錦」を中心とした酒造好適米を用いて自家製米による高精白を行っています。
よって蔵平均の精米歩合は約52%とほぼ半分まで磨き上げ、葛城山系の伏流水を仕込み水に、南部流の技で全て手造りで醸す酒はやわらかくきめ細かな味わいが特徴です。
-商品の特徴-
今でこそ複数の蔵元で出荷されている発泡日本酒ですが、 炭酸ガスを含んだ発泡性の日本酒としては、 先駆け的な存在の「月うさぎ」。 酵母を生きたまま瓶詰めしているため、酵母の働きにより炭酸ガスが生まれ、
グラスに注げば醗酵炭酸ガス特有のデリケートなきめ細かな泡が舞い踊り、口の中を爽快にしてくれます。
活性した酵母から生まれる 天然の炭酸ガスの爽やかな酸味とお米の甘味、 日本酒の新しい形として、しっかりと造りこまれた製法と味わいは、 後に続く発泡日本酒のお手本とも言える仕上がり。
また、きめ細かく爽やかな口当たりの「月うさぎ」は、アルコール度数の高い日本酒を苦手とする方には、 とても飲みやすい微発泡酒です。特に若い女性の方には人気の作品となっております。
-味わいの特徴-
日本酒でありながら日本酒を感じさせない、ローズ系の香りを持つ微発泡酒です。あっさりとした口当たりで、発泡日本酒としては甘さは控えめ。スッキリと爽やかに感じられます。
例えるなら辛口のスパークリングワインのような感覚で、 お米由来とは思えないフルーティーな香りと まろやかな口当たり、 炭酸ガスのおかげでキレもよく、すっきりと流れる爽やかな味わいです。
料理と合わせるなら洋食はもちろんベストマッチ! さらに、和食とも相性抜群!
どんな味付けの料理にも合わせられますが、 特に、淡く繊細な味付けの料理にも良く合います。 フルーツトマトのサラダや白身魚の梅じそ仕立てなど、 甘口のメニューもオススメ!
ちょっとお洒落なディナーやパーティにも華を添える、 上品な味わいの一本。よ~く冷やしてからお楽しみ下さい。