醸造元「本田商店」は、大正12年創業の蔵元です。県内でいち早く吟醸造りに着手。「良い酒は、良い米から」と、最高の酒米を使うことにこだわって酒を醸す蔵元です。酒米は、特A地区特上山田錦を2000俵以上を確保、使用しています。
平成元年に落成した最新鋭の吟醸専門蔵「尚龍蔵」を有し、最高の条件を満たして吟醸造りに挑んでいます。自らも播州杜氏の系譜をくむ本田社長の品質に賭ける熱意は、一般酒においても山田錦に次ぐ酒造好適米五百万石を惜しみなく投入、造りの全量が好適米で賭われています。全般に、渋味や苦味を感じない、米の旨味が凝縮された芳醇な味が特徴です。
-メモ-
「米のささやき」醸造元の本田商店は、日本一の酒米どころに位置し、兵庫県内で最も古くから吟醸酒造りに取り組んだことでも有名な品質第一を掲げた蔵元です。本田商店は、全国でも二番目に多くの山田錦を買い入れています。(一位は、剣菱)
ちなみに本田商店で使用する酒米全体の85%を山田錦を使用しているほどのこだわりようです。
そして、日本で最も高価な米(特A地区特上米)を使い、その酒米を40~35%までに磨きあげ、贅沢な吟醸酒を造り上げています。さらに大吟醸の仕込み量が非常に多く、吟醸蔵と呼ばれるほどの蔵元です。また、現在会長の本田武義氏は、初代日本吟醸酒協会の会長を務め、日本吟醸酒協会の設立の立て役者でもあります。
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