-蔵元のご紹介-
醸造元「奈良豊澤酒造」は、明治元年より豊澤儀助が大阪玉造にて酒卸業を営み、その後、灘、伏見、奈良、泉南尾崎、岡山県里庄にて清酒製造業を始めました。二代目の時、灘、伏見、奈良に集約し、昭和30年10月三代目が奈良豊澤酒造株式会社を独立、設立し昭和59年四代目豊澤安男がこれを引継ぎ、現在に至っています。
メインブランド「豊祝」は、「稲実り国も豊かに祝い酒」と詠まれた歌から命名されました。日本の名工に選ばれた但馬杜氏藤沢忠治による淡麗で芳醇な酒で清酒本来の味を大切にするために手造りに徹しています。
平成2年より全国新酒鑑評会で5年連続、平成9年,12,13年と金賞を受賞している、実力派の蔵元です。純米酒にいたるまで惜しみなく酒造好適米の「山田錦」を使用し、贅沢、かつ丁寧に20数年前より特定名称酒造りに力を注いでました。
そうして造られるお酒は、出品酒にとどまらず製品全体にわたって、力強い味の太さと品格を感じさせてくれます。最近注目を浴びている蔵元の一つです。
-商品の特徴-
「純米吟醸 無上盃」の名前は、「これほど最高の酒はない」という思いを蔵元が託し、「無上の酒(無上盃)」と命名されています。酒造好適米山田錦米を50%まで精白することで、まろやかな風味と芳醇な旨さを実現しました。
バナナやリンゴを思わせる香りを持ち、優しい穏やかな飲み口のお酒です。口中の爽やかな香味の流れに、気品とバランスのよさを感じさせる絶品の奈良豊澤酒造自慢の本格純米吟醸酒です。
すっきりした口あたりは料理を選ばず、和食のみならず、中華料理やフランス料理にもおすすめです。