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芋の甘みと華やかな香りが特徴の芋焼酎はお湯割りで香りが立ち、しゃぶしゃぶ、馬刺しなどによく合います。
熊本県人吉球磨地方の自然が生み出す球磨焼酎の伝統を受け継ぎ醸造しています。原料が、球磨川の地下水でもろみを仕込み、蒸留、瓶詰めされた焼酎を球磨焼酎と呼ぶことが出来ます。杜氏は、自然の恩恵に感謝の気持ちを込めながら脈々と受け継がれ磨かれてきた伝統の製法で、己の技をもって丹念に焼酎を仕込みます。
四方を深い山々に囲まれている人吉球磨盆地は、比較的温暖な気候ですが内陸型気候のため、昼夜の気温の差が激しく、朝にはたびたび盆地特有の幻想的な濃い朝霧で覆われます。五百年前の戦国時代に南蛮から焼酎とその製法が伝わり、この気候と風土が濃厚な香りとこくの「球磨焼酎」を育て上げたのです。常楽酒造はこの盆地の中央部の球磨郡錦町に位置し、創業以来、球磨焼酎をはじめとする本格焼酎、リキュールの製造を営み続けております。
球磨焼酎の伝統技術で熊本県産米を丹念に仕込んだ米麹と、地元契約農家栽培の紅東芋をを使用し、地元原料にこだわった本格芋焼酎。紅東芋の華やかな香りや甘み、旨みを凝縮。芳醇ながら飲み口はさらりとして飲みやすい逸品です。
紅東芋は石焼き芋などにも使われる甘みの強い品種で華やかな香りをもち、当蔵の芋焼酎の中で一番ふくよかな口あたりの芋焼酎です。ひと口飲むと香りと甘みを感じ、後から旨みが味わえます。お湯割りで芋の旨み、香りがさらに芳醇に引き立ち、飲みやすいので女性にもぜひ味わっていただきたいです。
常楽酒造は大正元年創業の蔵元。蔵元があるのは、人吉盆地の南東部で、南に宮崎県との県境を成す白髪岳を望み、北には球磨川が流れています。原料と品質と製造方法にこだわり、大量生産ではなく伝統の製法を頑なに守り、製品のひとつひとつに、蔵人の焼酎造りにかける思いが伝わり、お客様に納得して頂けるような商品造りを目指しています。
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