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洋酒のような香りで個性があるので、味の濃い料理や洋食、チョコ系スイーツによく合います。
熊本県人吉球磨地方の自然が生み出す球磨焼酎の伝統を受け継ぎ醸造しています。原料が、球磨川の地下水でもろみを仕込み、蒸留、瓶詰めされた焼酎を球磨焼酎と呼ぶことが出来ます。杜氏は、自然の恩恵に感謝の気持ちを込めながら脈々と受け継がれ磨かれてきた伝統の製法で、己の技をもって丹念に焼酎を仕込みます。
四方を深い山々に囲まれている人吉球磨盆地は、比較的温暖な気候ですが内陸型気候のため、昼夜の気温の差が激しく、朝にはたびたび盆地特有の幻想的な濃い朝霧で覆われます。五百年前の戦国時代に南蛮から焼酎とその製法が伝わり、この気候と風土が濃厚な香りとこくの「球磨焼酎」を育て上げたのです。常楽酒造はこの盆地の中央部の球磨郡錦町に位置し、創業以来、球磨焼酎をはじめとする本格焼酎、リキュールの製造を営み続けております。
丹念に造り上げた球磨焼酎を、常楽酒造の樽貯蔵庫に約800本ある樫樽の中から杜氏が厳選した樽に長期貯蔵、じっくりと熟成。熟成の眠りを刻み、やがて目覚めの時、樫樽の原酒が琥珀色に染まり輝きを放ちます。熟練ブレンダーによってブレンドし、味や香りの調和を図り仕上げます。芳醇で高貴なバニラのような香り、洋酒を思わせるまろやかな口当たりの樫樽貯蔵の逸品「蔵のこだわり」となります。
約800本の樫樽の特徴を把握し、熟成させた焼酎をブレンドすることにより、樽ならではの香りや味を引き出しました。琥珀色の樽焼酎を眺めながら、香りを楽しんでいただけます。 ひと口飲んで樽熟成ならではの香りが口の中で広がり、深くまろやかな味わいです。ロックはもちろん、炭酸とレモン果汁ですっきり焼酎ハイボールが人気の飲み方です。
常楽酒造は大正元年創業の蔵元。蔵元があるのは、人吉盆地の南東部で、南に宮崎県との県境を成す白髪岳を望み、北には球磨川が流れています。原料と品質と製造方法にこだわり、大量生産ではなく伝統の製法を頑なに守り、製品のひとつひとつに、蔵人の焼酎造りにかける思いが伝わり、お客様に納得して頂けるような商品造りを目指しています。
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