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2013年に世界遺産登録された富士山は、日本のみならず世界各国の人々を魅了し続けています。その麓に位置する当蔵が、長年にわたり富士山と共に醸してきた「高砂山廃」。複雑な味わいとも評されるこの辛口は、日本だけではなく海外からも好まれるようになり、2019年・2022年IWC(インターナショナル・ワインチャレンジ)日本酒部門、純米酒の部、”金賞・リージョナルトロフィー” W受賞致しました。
IWCの受賞で皆が歓喜する中「ようやく高砂の味を引き継げた」と静かに杜氏はつぶやきました。 自分を信じ、仲間を信じ、ぶれることなく醸し続けた高砂山廃がようやく世界に認められました。IWC2019純米酒の部「金賞」「静岡・純米トロフィー」受賞、IWC2022純米酒の部「金賞」「静岡・純米トロフィー」受賞。
さわやかな香りとふくよかな味わいは、冷から燗までお楽しみ頂けます。色々な味わいに表現されるほど複雑ともいえる味わいが、高砂山廃でしか表現できない、絶妙なバランスに仕上がっており、酒通の人たちを唸らせます。
「コクがあってキレの良い」そんな味を目指した酒。あえて県の吟醸酵母を使用し、メロン様の香りと、山廃独特のスモーキーさが混在した奥深い香味。スーっと口当たり良く、口中でフワっと味広がり、飲み口はスパっとキレる、「スー、フワッ、スパッ」杜氏の求めた酒を具現化した酒です。
冷やなら、焼きそば・かつおのたたき・牡蠣・サーモン。ぬる燗なら、焼き魚・豚の角煮。熱燗なら、焼き鳥塩・アツアツのトマトチーズ。ぜひお好みの温度帯でお楽しみ下さい。
富士高砂酒造は、全国に1300ある浅間大社の総本山「富士山本宮浅間大社」のすぐ西側にございます。 山中正吉翁がこの地に酒蔵を構えたのは、 1830年(天保元年)。 以来、ひと時も休むことなく、100年かけて自然の濾過を施された富士山伏流水と、能登杜氏の伝承技術で日本酒を醸しております。
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