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宮城県塩釜市の酒蔵、佐浦が醸す「浦霞 純米吟醸 禅」を一言で表すと『時代を変えたお酒』です。来るべき時代を見越し、当時は無謀と思われた挑戦をして成功し、日本酒を次のレベルに押し上げました。佐浦の酒造りの考え方は量より質を重視しており「品格のあるお酒」を目指しています。その思想を表現するために造られたお酒です。不思議と時代の変革との相性が良く、佐浦は協会12号酵母発祥の酒蔵でもあります。
佐浦の創業は、時代劇「暴れん坊将軍」で知られる徳川吉宗の治世だった享保9年(1724年)。300年ほどの長い歴史を誇る老舗の酒蔵です。「浦霞 純米吟醸 禅」は佐浦の看板商品で、吟醸酒が社会に定着する以前の1973年に発売スタート。今なお売れ続けているロングセラー商品です。当時、吟醸酒は今のように身近ではなく、鑑評会向けに造られていました。いち早く市販化に取り組み、最初は苦戦するものの次第に時代が追いつき、吟醸ブームの先駆けとなりました。発売当初は2千本の出荷でしたが、5年後には10倍に到達します。
「浦霞 純米吟醸 禅」は、吟醸酒らしく味と香りのバランスが良いお酒です。リンゴや洋梨のような瑞々しさと甘味のある香りと、上品で柔らかく端麗な口当たりが楽しめます。魅力を表現するために吟味した酒米「山田錦」「トヨニシキ」を高精白して低温発酵させています。低温発酵とは、温度を抑えることで醪の期間を伸ばし、酵母が生きるか死ぬかのギリギリの状態にすることで酒質を向上させる造り方。一歩間違うとお酒がダメになるために神経を使います。当時、これに挑んだのは後に「現代の名工」「勲六等瑞宝章」を受章する杜氏(現・名誉杜氏)の平野重一さんでした。
先代の蔵元さんが京都にある妙心寺の僧侶との会話を通して生まれた商品が「浦霞 純米吟醸 禅」です。ラベルの文字と画は禅に通じるもので、文字は宮城県にある瑞巌寺の住職、加藤隆芳さんの筆。七福神の布袋さんを描いた画は京都の禅画家、加藤隆芳さんによるものです。「浦霞」という酒銘は、歌人としても知られる鎌倉幕府の3代目征夷大将軍、源実朝が、古来から歌枕の地でもある塩釜の景色を詠んだ「しほがまの浦の松風かすむなりやそしまかけて春や立つらん」から命名されました。
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